普通ののぼりと値段の違いはどれくらいある?

燃えにくい加工が施されている防炎のぼり

ガソリンスタンドや屋内の大型イベント会場のみならずホテルや旅館などの館内や劇場・映画館・地下街全般など、万が一出火して炎が燃え広がった場合に甚大な被害に見舞われるような場所では、防炎加工物を使用するべきことが消防法で定められています。防炎加工物の使用が義務付けられている施設で使用するのぼりにも当然、防炎性能を有することが必須となっていることから、あらかじめ防炎のぼりを発注しなくてはなりません。
防炎のぼりには普通のぼりと違って防炎製品の証になる、日本防炎協会から認可を受けた企業のみが使用できるシールが貼られます。防炎のぼりは火を近づけても燃えにくいことはもちろん、火を遠ざけると消えやすくなるよう特殊な処理を施された生地で作られたり、印刷後に防炎処理されるなど素材が割高で手間も必要なことから、普通のぼりよりも値段が高めとなります。

普通のぼりよりも倍以上の値段が基本

防炎のぼりは普通のぼりと違って防炎加工が施されている分、値段は当然高めとなりますが、一般的に利用されている普通のぼりと同じ60×180センチメートルの標準サイズでみた場合、防炎のぼりになると倍以上になると考えておく必要があります。標準サイズの普通のぼりが10枚から19枚ほどの発注で700円としている印刷会社の場合、防炎のぼりでは同サイズ同数量で1500円という価格設定です。
防炎のぼりは最初から燃えにくいように特殊処理された生地を使用して印刷する方法と、のぼりのデザインを印刷した後に防炎剤に浸漬して制作する方法のほか、捺染インクに防炎剤を練り込んで印刷する練り込み捺染プリントで作られる防炎のぼりもあります。使用される生地や印刷方法の違い、防炎以外の特殊加工の有無などによっても価格が変わることから、特殊な印刷での防炎のぼりほど値段が高くなるという心づもりが必要です。